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2012年7月10日 (火)

お気楽ながらフォン Part.2 SONY MDR-MA300

お気楽ながらフォンという呼び方がいいのかどうか分かりませんが、深夜、TVや映画を長時間観たり、PCをいじりながら、BGMとして音楽を聴いたりするのに快適なヘッドフォンという意味で使っています。

これには、2、3時間着けっぱなしでも疲れない装着感と音質であることが求められます。場合によっては、飲食にも耐えること。この時点で、イヤホンはNGと思います。それから最も重要なのは壊れても買い換えが容易なこと、すなわち、安価なことが必要条件と思っています。

これまで、この用途として使ってきたのが、SONYのMDR-XD100です。
これはこれで気に入っていたのですが、SONYから最近発売になった新型のMAシリーズを試してみたくなり、下から2番目のMDR-MA300を購入しました。

MAシリーズは、値段の安い方から、100、300、500、900、と4種類あるのですが、上記の狙いに従い、一番安い方から検討開始。
まず、MA500以上は現時点\6000以上するので、パス。ここまでくるとちょっとお気楽ではなくなってくるので。ちなみにアメリカなどでは500は販売していないみたいです。

MDR-XD100の単純な置き換えとすれば、MDR-MA100なんですが、今回はコード長さでMA300を選択。(すごく単純な理由ですね。)
MA100はコストの制約なのかコード長が2mとちょっと短い。MA300以上になると、3mになります。
もともと、XD100は3.5mあるわけですが、これが2mになると、寝っ転がってTVを観る場合、微妙に厳しいのではと思います。

Ma300pack  

謳い文句として、「快適な装着感と豊かな低音を実現するフレキシブルイヤーフィットメカニズム採用」とあります。これもMA100と違うところですね。これはドライバーユニットがハウジングの中を回転し、耳に追従することで低音の量感を確保するものらしいです。MA300以上の機種に採用されています。

推定ですが、その他の領域については、MA100とMA300の違いはほとんど無いのではないかと思います。値段は約2倍違いますので、このフレキシブルイヤーフィットメカニズムをどうとらえるかでしょうね。ドライバーユニットとケースの間はラバーの膜で繋がっており、それなりに凝った構造ではあります。

Ma300_2

全体的にはシンプルなデザインで、好ましいと思います。ドライバーの背面が開放型らしく金属のパンチングメッシュになっており、そこそこ高級感があると思います。

Ma300_1  

なぜだか、型番はこんなところにあり、一見するとどこにあるかわかりません。ヘッドバンドはMA100と共通だと思われます。

Ma300_logo

XD100との比較です。

Ma300_xd100_1

Ma300_xd100_2

ドライバー口径はどちらもφ40ですが、ボディはMA300の方が一回り大きくなり、スッポリ耳を覆うようになりました。見た目はどちらもプラスティッキーですが、メッシュがある分、MA300の方が高級感があると思います。

ケーブルはどちらも両出し。XD100の方が絡まりやすかったのに対し、MA300のものは断面が円形に近いせいか、絡まりにくくなり、扱いやすくなりました。細かいところですが、ありがたい改良点です。

さて、簡単なインプレッションです。

■装着感

装着感はとても良いです。側圧も強すぎず、イヤーパッドがソフトなため、耳たぶが痛くなりません。昔、MDR-CD380/480とかありましたが、あれに近い感触です。XD100は軽くて良いのですが、フィット感が今ひとつでした。いずれにしても、夏場には、このサラッと感がとても重宝します。

■遮音性

開放型なので、当然、遮音しません。周りがうるさいと結構音が入ってきますし、音漏れもそこそこありますので、ムフフなコンテンツなどは注意が必要です。ただ、XD100も外の音がガンガン入ってきていたので、あまり変わらない感じなのが不思議なところ。

■音質について

最初、聴いたときは低音しか出ていないと思いました。しばらく聴いているうちに少し馴染んで、大分バランスが良くなりましたが、傾向としては低音寄りです。シンバルなどが弱く聞こえます。逆に低音は予想以上に良く出ています。感覚的には、うちにあるヘッドホンで一番低音の迫力があります。ややボワついて締まりがない低音ですけど。

開放型らしく、音場は広く感じます。しかし、高音域が逃げて行っているような感じも受けます。ハウジングの穴を手で塞いでみると、高音域が変化するので、面白いです。

AVアンプに繋いで映画を観てみました。画面があると大きく印象が変わり、これがピッタリはまりました。重低音などが程良く響いて迫力があります。セリフも聞き取りやすく良好です。効果音などは適度にサラウンド感があり、この用途がまさにど真ん中という感じです。どちらかと言えば、スピーカーで聴いているような感じに近いのでしょうか。となると狙い通りですね。

なお、XD100と同様に感度は低めなので、walkmanなどでは鳴らしにくいです。きちんとしたアンプに繋ぐ方が良いです。

音楽に正面から向き合うような聴き方には向いていませんが、気楽に流して聴く分には大きな不満もありません。

結果的に、MA100でも良かったかなと思いますが、MA300でも、十分CPは高いと思います。映画用にお薦めです。

7/23追記)

ここんところ、毎日蒸し暑いので、このヘッドホンの使用頻度がだいぶ高くなってます。蒸れないのと聴き疲れしないのが良いですね、やはり。音質もエージングでかなり良い方に変わってきたという印象です。低域も引き締まってきて、高域も伸びるようになってきました。エージングはしっかり必要なタイプなようです。

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