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2012年8月14日 (火)

SONY STR-DH530

Str_dh530

■購入した理由など

DENONのAVR-1911から買い替えました。
SONYの一番安いヤツです。実売で3万円以下ですので、ライバルと比べても最も安い部類に入ります。
機能的にはシンプルで、最近流行のUSB/iPod入力とかネットワーク関係はばっさり省略されています。
しかし、HDMI規格は最新の1.4対応、HDMI4系統入力、7.1ch対応、音場自動補正機構を備えるなど、基本はしっかり押さえてあります。

さて、なぜDENONから買い替えたのかというと、一番の理由は、HDMI関係のトラブルが多かったことです。
筆者は、TV:SONY BRAVIA KDL-40W5、BDレコーダー:SONY BDZ-AT950Wなどを使用していますが、HDMI接続で使用していると、視聴時一度は必ずブラックアウト現象が発生していました。画面が数秒ですが真っ暗になる現象です。また、TVの電源をOFFしても、再起動するという現象も時々発生しており、これはTVの故障なのかなと考えていました。
さらに、PlayStation3もHDMIリンクに対応しているはずですが、リンクが知らないうちに切れて、再設定が必要だったり、何かと不便でした。
2番目の理由として、DENONの音質が低音寄りで高音域の明瞭さに欠けるとか、ヘッドホン出力が低めに感じられたことなどの音質上の不満もあり、思い切って買い替えてみようと思いました。

使用機器がSONY中心であること、以前からSONYのAVアンプには興味があったので、試しに一番安いモデルであるSTR-DH530を購入することにしました。

実は、DENONのアンプを買うときには前機種のSTR-DH710というのがあり、これも検討していたのですが、この時にはUSB接続の魅力に負けてSONYは落としてしまっていたのでした。これが失敗だったか?

■セットアップなど

さてさて、届いたアンプを早速セットアップしてみました。
自動音場補正機能は、付属のマイクを使って、30秒ほどで完了します。マイクの入力端子が裏面にあることはマイナスポイントですが、セットアップは本当に簡単です。DENONは5回ほど位置を変えて測定する必要があり、その精度はともかくとして、非常に面倒でした。

肝心のHDMIについては、やはりこれが大正解だったようです。
問題が全て解消してしまいました。SONYで統一したのが良かったのか、個体差なのか原因は良く分かりませんが、とにかくやりたいことは全て正常に機能するようになりました。

HDMI入力は全部で4系統使えて、現在、①SONY BDZ-AT950W、②Panasonic DMR-BW680、③PlayStation3、の3系統を使用中。全て正常にリンク動作しています。いずれの機器からもリモコンでONでき、入力が自動切り替えされます。動作は完全に安定していて、ようやく当たり前の姿になりました。もちろん、TV電源OFFもOKです。

■操作性など

リモコンは、日本語表示で分かりやすいです。SONY製品はいくつか動かせるようですが、学習タイプではないので、他社製品はサポートされません。

Rm_aau131

TVを動かす場合は、TVボタンを押しながら目的のボタンを押せば良いですが、片手では難しそうです。同様にブルーレイレコーダーを動かす場合は、シフトキーを押しながら、となります。

各種設定は、TV画面に表示させることができず、本体の小さなディスプレイだけを頼りにするしかありません。マニュアル片手に頑張るしかなさそうです。ここは低コストなので我慢。逆にTVがなくても設定できるとも言えます。メニュー自体は比較的分かりやすい方だと思います。

■音質など

音質は、値段から考えると期待以上で、明るくクリアな感じで、とても気に入っています。中高音が明瞭で聞き取りやすいサウンドになりました。

サラウンドは、フロントハイを加えて、通常はDolby Pro Logic IIzがオールマイティに使えますし、映画を観るときは、SONY独自のHD-D.C.S(HD Digital Cinema Sound)が映画館の臨場感を良く再現していると思います。いずれもフロントハイスピーカーがあると、音像が画面の中央付近に上がってきますので、このアンプを使用する場合は絶対に利用すべきと思いました。

ヘッドホン出力は、2chにダウンミックスされ、サラウンド系は全て使用できなくなりますが、音量/音質ともに、十分使い物になる印象。レンジが広くとても良いです。少なくともポータブルオーディオ機器などとはレベルが違い、CD鑑賞に不満無く使えます。また、当然かも知れませんが、SONYのヘッドフォンとの相性が良いというのも新たな発見でした。何にも考えずにメーカーを統一した方が良いことがあるのだと言うことは今回実感した次第。

BRAVIAとセットで使用時は、オートジャンルセレクターで、番組情報を元に、サウンドフィールドを自動で切り替えることが可能です。例えば、スポーツ番組ならばSPORTS、音楽番組ならCONCERTと言う具合。これは最近のオリンピック放送のように元々5.1chで放送されていたりすると、逆効果ですが、通常のTV番組視聴では非常に面白い機能だと思いました。単純に楽しめます。

■エコについて

最後に、気になる消費電力を実測してみました。
待機電力はカタログ通り、0.3Wでした。
通常のTV試聴では、7.1ch使用でボリューム位置15の状態で32~35W(カタログ値は170W)
パススルーONでは、27W程度ですので、これならば、TV視聴時はアンプを常用してもさほど変わりません。
消費電力は意外と低く、あまり負担にならないと思います。

あと、オートスタンバイというのが有効で、30分信号入力がないと自動で電源が切れます。これは消し忘れ時に便利な機能です。

■総評

完全にエントリー機ですが、基本がしっかりしており、機能も良く練られていて、SONYの良心を感じます。ほとんどの場合、この機種で十分ではないでしょうか。これで物足りない場合には、値段2倍以上のESシリーズに行くしかないです。BRAVIAのオプションとしてセットで使うのがBESTですが、内蔵DACやらヘッドホン出力も質が良いと感じましたので、安価なCDプレーヤーと組み合わせるのも良いかも知れません。

※この機種が価格.comで1位になっていたので、思わず、あちらにもダイジェスト版を投稿しています。盗作ではありませんのでご了承ください。

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