
Conkyは下手に凝っていじりだすと、時間を忘れて大変なことになるので、とりあえず完成させます。
1.sensorsの実行
当初の重要な目的であった、CPU温度とCPUファンの回転速度をモニターするためには、
Conkyからsensorsを実行して結果を読みこんでやる必要があります。
sensorsは、最近のMintには標準で入っていると思います。しかし、初期は、センサー情報を正しく読み込んでいないので、一度、センサー情報を取得します。
と実行。
数回、質問されますが、基本的にはリターンキーを押すと、大文字で書かれた答えがデフォルトとして入力されます。(YES/no)であれば、デフォルトはYESです。
しかし、以下の質問に対してだけは、デフォルトがNOになっていますので、必ず、YESと入力します。
Successful!
と表示されれば、OK。
再起動後から、モジュールがロードされ、sensorsコマンドが有効になります。
sensorsコマンドを入力して、以下のようにすべての情報が表示されればOKです。
この中から、BIOS情報などを参考にCPU温度とCPUファンの情報が何行目にあるか、あたりをつけます。
この例でいえば、CPU温度は、CPUTIN:、CPUファン回転速度は、fan2:のキーのところに表示されていると推測できます。
このキーワードは後で使用します。
2.HDDTEMPの実行
次は、HDDの温度です。
HDDの温度の取得は、そのまんまhddtempというプログラムを使います。これも標準でインストールされています。
のように使います。
なぜか、hddtempはroot権限が必要なので、誰でも実行できるように、SUID(Set User ID)の指定を行います。
で指定可能です。
ちなみに接続されているディスク名一覧を表示するには、
と入力します。
3..conkyrcへの記述
次に実際にセンサー温度などを表示する記述方法を示します。コマンドとしては以下のようになります。
ここでexeciは、一定のインターバルでシェルコマンドを実行し、出力をConkyに表示するものです。
execi interval command
の構文です。
上記の例で言えば、
intervalは、1(s)
commandは、sensors | grep 'CPUTIN' | cut -c 26-32
になります。
シェルコマンドの詳細は解説サイトなどを参照していただくとして、
この意味は、1秒ごとにsensorsを実行して出力される複数行の中から、'CPUTIN'の文字列が含まれる行のみを選択し、26文字目から32文字目までの文字列を出力することです。
hddtempも全く同じように記述できます。hddtempの場合は、出力が1行ですから、grepは不要です。
ここまで理解できると、あとはひたすらプログラムしていくだけです。Conkyの変数一覧は常に参照しましょう。
参考までに自分の環境例をさらしておきます。
基本的にシェルコマンドが使えますから、いろいろな応用ができそうです。
それから、この中で何度も登場するカラーの指定には、16進数コードを使用しますが、KColorChooserがとにかく便利なので、インストールをおすすめします。
